私の⾷習慣

今回は私の普段の⾷⽣活について公表したいと思います。おそらく皆さんにはもっと役に⽴つと思われる情報です。クリニックで診療する医師は、私⼀⼈のことはご存じですよね。ですからどんなことがあっても、滅多なことでは休めなーい︕、風邪引けなーい︕、親族にはそう簡単に死んではもらえなーい︕(関係ないか︕︕)、てなわけで最近3年間以上にわたって⾷事の習慣にはかなりのこだわりをもって過ごしてきています。それ以前は、ほんとにいい加減なものだったと今になると思えます。皆さんも免疫⼒up、便通改善、体⼒維持などのために是非お試しください。
1)⽣ジュース
裁断型ではなくゆっくりと押し出すタイプのジューサを使っています。あまり勢いよく裁断してしまうと熱で酵素が破壊されてしまいます。レシピは簡単、リンゴ1個、⼈参中2本、レモン2個をざっくり切りジューサに⼊れるだけです。これで⼤体400cc位ができます。⾷物繊維、ビタミン、酵素、カロテン、ペクチンなど重要な栄養素が取れます。ジューサは3万円くらいと割⾼ですけど、もう3年以上毎⽇使って元はとれていますね。市販野菜ジュースは、⽢みも強く酵素も壊れていることがあるので注意が必要です。
2)穀類
⽩⽶は⽌めました。⽞⽶、発芽⽞⽶、胚芽⽶、雑穀のみとしています。よく噛まないといけないのであまり量を⾷べることなく、また栄養も豊富です。慣れれば⽩いお⽶は全く味気ないものになります。⽞⽶モチもよく利⽤しますし、パンは全粒粉のものに限っています。
3)野菜サラダ
原則カレー皿1杯を⼀⽇量として考え、季節のものをアレンジしています。ジュース、穀類もそうですが、ほぼ無農薬のものを使うことが多いです。輸⼊物などには防腐剤が多く使われている(TPPのバカ︕)ので注意しましょう。マヨネーズやドレッシングは控えめにし、オリーブオイルと塩をかけるか、そのまま何もかけずに⾷べてしまいます。ココナッツオイルもオリーブオイルと同じく不飽和脂肪酸が多いためいろいろ利⽤すると良いですね。
4)海藻
1⽇に必ずカップ1杯のメカブやモズクをたれで⾷べたり、またワカメなどを味噌汁に⼊れて摂取します。ミネラル、⾷物繊維さらに免疫⼒強化に重要なフコイダンが多く取れます。
5)⾖類
⾖乳は毎⽇1本をクリニックで、その他⿊⾖、インゲン、枝⾖などを必ず取ります。もちろん⾖腐や納⾖などもよいです。
6)いやいや⾷品
ニンニク、ショウガ、ニラ、⽟ねぎ、ネギなど、俗にいういやいや⾷材はいずれも循環をよくしたり免疫⼒を強化するのに効果的です。⾊々な料理に⼊れたり薬味として付け合せたりします。
7)キノコ
しいたけ、まいたけ、シメジなどを味噌汁に⼊れたり焼いたり天ぷらにしたりしています。やはり免疫⼒upに必要なβ―グルカンという物質が多く含まれていて⽋かせない⾷材です。
8)ヨーグルト
できるだけ常温に戻してから、オリゴ糖を多く含むはちみつを少したらし、キウイ、イチゴ、バナナなどのフルーツを少し⼊れて夜に⾷べるようにしています(朝よりも効果的)。オリゴ糖や上記の⾷物繊維は乳酸菌のエサになりますので、必ず⼀緒に取りましょう。乳酸菌は⽐較的弱い菌なので、胃酸の攻撃を避けて腸まで届けることが重要になります。
9)⾁類、⿂類
⽜⾁は⼀切⾷べなくなりました。代わりに鶏⾁をよく⾷べます。特に胸⾁には疲労回復効果の強いイミダペプチドが多く含まれるので積極的に⾷べるようにしています。塩麹に⼀晩つけるとぱさぱさしませんし、柔らかくになって味もよいのでおすすめです。⿂はやはりEPAの多く含まれる⻘⿂が多いですね。もともとイワシやサバ、アジなどは好きなのでよく⼤丸まで家内が買い出しに⾏ってくれます。豚⾁は元気を出したい時だけ、カツやしゃぶしゃぶなどでたまにですが⾷べています。原則4つ⾜動物の⾁はあまり⾷べません。
10) 外⾷
嫌いではありませんが、⼤体が寿司かそば、ウナギがごくたまに、でしょうか。⽇本⾷が主ですが、時々有機イタリアンなども利⽤します。外⾷をするにしてもその他の必須⾷材ができるだけバランスをとれるように⼯夫しています。
11)⾷事ノート
もう3年半、ずっとつけています。これがあると⾷材の取り漏れがほとんどなくなりますよ。
12)忘れていましたが減塩はかなり徹底しています。家では醤油、塩、味噌がほとんど
減りません。醤油のかわりにだし醤油やポン酢をよく使います。最も味噌のような発酵⾷品は腸内環境の整備にはよいので、薄めの味噌汁などで取るようにしています。

以上のような⾷⽣活を、もう3年半以上にわたり続けていますが、その間ほとんど風邪はひきませんし体⼒的にも充実していると感じています。あと漢⽅薬を⼀つだけ、これらに加えて服⽤しています。これは誰にでも合うものではないので実際の薬剤名は⾔わないでおきます。最後になりましたが、この⾷⽣活を定着させ維持できているのは、ひとえに今の家内の献⾝的な努⼒にあることを付け加えさせてください。彼⼥はずっと私のこだわりに付き合ってくれ⽀えてくれています。もちろん同じものを⼀緒に⾷べてくれています。感謝、感謝です。

⼦供と危険な遊び

最近の⽶ブリティッシュ・コロンビア⼤学の研究によれば、⼦供が⾼いところに登ってみたり、⼈があまり⾏かないようなところに皆で探検に出かけたりするような「⾃由でこだわりのない遊び⽅」が⼦供にとって⻑期的にみると有益であることが分かってきたようです。親が過剰に⼼配をして保護的な環境を作りすぎるよりも、⼦供たちだけで遊び、ひっくり返ったり、喧嘩で顔を腫らしたり、膝⼩僧をすりむいたり、時には友⼈とうまくゆかずに⼼が傷つくことでさえも⼦供たちのバランスのよい⼼の成⻑に必要であるとのことです。⼤⼈たちにとって⼀⾒危険にみえる荒っぽい遊び⽅も、⼦供たちの⾝体活動量の増加につながりますし、⼦供は⼦供でちゃんと折り合いをつけて調整しているので以外に⼤丈夫であるとのことです。⼤⼈があまりに管理をしすぎて、ああしろこうしろ、それはダメ、危ない、など制限を加えてしまうと、⼦供は未知のものはすべて危険だと考えるようになり、あえてそれにチャレンジする⾃分の能⼒に⾃信が持てなくなってしまうことがあるようです。⼦どもにも誰にも指⽰されないで動ける時間が必要なのです。確かに、我々が⼦供の時に⽐べるとわんぱく⼩僧のグループなんかはすっかり⾒られなくなっていますよね。皆さんは⾃分の⼦供に接する時にこんなこと考えたことはありますか︖過保護になりすぎて、つい⾃分の不安を解消するために⾏動して、それが⼦供の⾃主性を妨げていることはないでしょうか︖⼦供を指⽰がないと動けない受動的な⼈間にしていないでしょうか︖この論⽂を読んでみて、また⾃分で書いた履歴書を読み返してみて、あらら私の両親の放任主義も結構いけていたのだと思いました。それでも私の場合、⼀歩間違えば死んでいてもおかしくないような遊び⽅をしていたので、もう少し誰かが注意してくれてもよかったと思う今⽇この頃ではあります。

不安とその対処法について

我々は、⽇常の様々な局⾯において⽇々不安というものに直⾯させられますね。不安のない⽇はないと⾔っても過⾔ではありません。私もクリニックの患者さんのことはもちろん、⾃分の将来設計のこと、お⾦のこと(もちろん資産運⽤などではなく、お⾦がないことへの不安)、鎌倉に残してきたおふくろのこと、ひいては愛⽝の⼤和君と武蔵君の去勢⼿術(いよいよ来週です、何しろ⽟がなくなるイコール性転換⼿術でしょ、そりゃ不安ですよ)のことなど様々な不安を抱えて毎⽇を過ごしています。不安は様々な現れ⽅をします。動悸、息苦しさや発汗などの⾃律神経症状、イライラ、パニックなどの感情症状、回避や強迫的になるなどの⾏為としての変化、⾃分の⾝体や感情について過度に⼼配するなどの認知⾯での変化などがありますね。でも不安とは本来あって当たり前のものであって、「成功しないと」「間違ってはいけない」などと考える向上⼼のある⼈ほど不安は強くなるものです。⾔ってみれば、不安がなければそれを乗り越えようと努⼒することもないわけで、それでは⼈間は進歩しないわけなのです。少し古い例ですか、アメリカとソ連の冷戦時代にはお互いがいつ襲ってくるか不安なのでそれに対処しようと必死になった結果、科学技術が⾶躍的に進歩してしまった(どうやら悪い⽅向へですが)などがあります。しかし、不安も度がすぎるとノルアドレナリン、セロトニンなどの神経伝達物質が変化をはじめ、不安が不安を呼ぶ、へたをするとうつ病になってしまうこともあり、そうなると全く逆の効果しか⽣まれなくなります。従って、「今、ここで」に集中してベストを尽くすために、不安を適切にコントロールすることが重要になります。薬物に頼らずにセルフコントロールを⾏う⽅法が様々提唱されていますが、ここでは⾃⽴訓練法をご紹介いたします。⾃⽴訓練法とはドイツの精神医学者であるシュルツによって提唱された⼼⾝のリラックスを目的とする⾃⼰催眠法です。まず部屋の照明を暗くしてゆったりと腰かけましょう。それから「気持ちが落ち着いている」と2-3回繰り返してつぶやいてください。その後、同じことを⼼の中で数回イメージしましょう。続いて次の6つのステップを順番に⾏っていきます。いずれもイメージを思い浮かべることで実際の感覚の変化が得られるまで⾏います。1)⼿⾜が重たい(右⼿、左⼿、右⾜、左⾜の順で)2)⼿⾜が暖かい(1)と同じ順で)3)⼼臓が静かに正しく打っている 4)楽に呼吸している5)おなかが温かい 6)頭が⼼地よく涼しい。これらを知覚できたら最後に両⼿を思い切りひろげ
たり、背伸びをしたり、深呼吸をしてリセットしましょう。以上を最初は15分くらいかけてゆっくり⾏いますが、慣れてくると5分くらいでできるようになりますよ。毎⽇毎⽇、私たちの脳は動きっぱなしで休まる時がありませんよね。せめて就寝前のわずかな時間でも有効に利⽤して、忙しい⽇常から意識を離しリラックスすることを⼼がけましょう。

睡眠は⼤切ですよ

良質な睡眠を7時間は確保することが、動脈硬化を予防し⼼筋梗塞や狭⼼症を予防します。みなさんももう⼀度ご⾃分の睡眠や⽣活習慣を⾒直してください。当院でも必要な⽣活指導をしていますので、睡眠の問題でお悩みの⽅は是非お尋ねください。

低質な睡眠は⼼リスクを上昇させる【⽶国⼼臓協会】
1⽇7時間の質の⾼い睡眠が最良
⽶国学会短信2015年9⽉25⽇ (⾦)配信⼀般内科疾患循環器疾患
 ⽶国⼼臓協会(AHA)は9⽉10⽇、質の低い睡眠習慣は⼼疾患のリスクを⾼めるという、「Arteriosclerosis, Thrombosis and Vascular Biology」誌に掲載された研究論⽂をホームページで紹介した。

 研究では、質問票で若年および中年成⼈4万7000⼈以上に睡眠に関する質問に答えてもらい、併せて冠動脈⽯灰化スコアを⽤いて初期冠動脈病変を、また上腕-⾜関節間脈波伝播速度 (PWV) で動脈硬化の進⾏度を評価した。

 その分析の結果、睡眠時間が1⽇7時間の群と⽐較すると、1⽇5時間以下の群では多変量調整冠動脈⽯灰化スコアが50%⾼いことが分かった。睡眠時間が1⽇9時間以上の群でも1⽇7時間の群に⽐べ同スコアが70%以上⾼かった。

 また、睡眠の質が低いと回答した群では、質が⾼いと回答した群より、冠動脈⽯灰化スコアが20%以上⾼くなっていた。

 動脈硬化の進⾏度についても同様のパターンがあり、睡眠の質が低い群は1⽇7時間睡眠、または睡眠の質が⾼い群より、動脈硬化が進⾏している傾向が認められた。全体として、1⽇7時間睡眠で睡眠の質が⾼い群では⾎管障害の程度が最も少なくなっていた。

 研究者らは、適切な質と量の睡眠が⼼臓の健康維持に重要であることが⽰されたとして、「患者の⼼⾎管リスクや健康状態の評価に睡眠の質の評価が必要になるかもしれない」と述べている。

 同研究には、睡眠の時間と質を⾃⼰評価してもらったために⼼⾎管リスクが過⼩評価された可能性があるという限界がある。

善⾏を積もう︕

⼈と交わることに脅えたり、不安を感じ、それを回避してしまう社交不安障害という病気があります。当院でも多くの患者さんの治療にあたってきました。カナダの⼤学から発表された最近の研究によれば、この病気の患者さんは、親切⾏為を⾏うことによって、他⼈とリラックスして交流しやすくなるとのことです。親切な⾏為をおこなうことは、本⼈の幸福感を⾼め、世界観を肯定的に変えることが知られており、肯定感を持ちながら他⼈と関わることでより社会⽣活に適合しやすくなるとのことです。善⾏を⾏い、他⼈から感謝されることで、拒絶されることへの不安と恐れが緩和され、症状と社会⽣活の質を改善が期待できるようです。⼀⽇⼀善、⼈類みな兄弟︕、どこぞの競艇ヤクザの⾔葉のようですねえ。

良い睡眠をとるには

最近、このような質問をお受けすることが多いので少し解説しておきたいと思います。
以前に睡眠と動脈硬化の関係について書きましたが、不⼗分な睡眠はさまざまな⽣活習慣病や精神症状の悪化につながります。平均では7時間前後が必要と⾔われていますが、個⼈差が⼤きいため⽇中に疲れや眠気を感じないくらいであればよしとしましょう。絶対にこの時間以上寝ないといけないということはないですし、こだわりすぎはかえって不眠を招きます。眠れない、⽇中も疲れるという⽅に、睡眠時間だけが多すぎて睡眠の質が低下している⼈が多くみられます。1時間早く起きてみたらと提案するだけで、翌⽇から良質な睡眠に変化して気分が改善する場合も多いです。以下に睡眠の質を⾼めることを記してゆきます。
1)早起き→早寝
逆のように思われますが、早起きをしてきちんと朝の⽩⾊光を浴びた⼈には良いことがあります。⽇中の覚醒度があがるだけでなく、⼣⽅以降に睡眠誘発物質であるメラトニンが脳内で放出されて眠りにつきやすくなります。朝⽇を浴びることで、抑うつ気分が改善することもよく知られています。
2)昼寝は15時前に30分まで
適切な昼寝は推奨されます。⽇中の15分睡眠は夜の1時間分に相当しますから、午後の
performanceをあげるのにはもってこいです。できれば時間を決めて短時間の昼寝をしましょう。椅⼦の上でこっくりでも⼗分です。習慣になるとその時間に眠くなり、時間になると目覚めるようになります。
3)軽い運動をしましょう。
寝る前の2時間は運動はしないほうがよいのですが、それ以外の時間で30分程度の早歩きでよいですからやってみましょう。朝の時間に光を浴びながらするのが最も効果的ですから、通勤の途中でも⼀駅前で降りて歩くのがよいでしょう。totalで30分なので、会社の往復で各15分でもよいかと思います。仕事が終わって夜8時からジムでガシガシ運動するのは逆効果です。
4)カフェインの⼊った飲料や⾷べ物は、午後3時以降は避けるようにしましょう。
5)寝る前の2時間は、飲酒や喫煙は避けてください。寝酒で⼊眠する⼈が多いようですが、睡眠の質は⼤幅に低下してかえって疲れが蓄積してしまいますし、アルコール依存症を引き起こす原因にもなります。
6)⼊眠前の1-2時間の過ごし⽅は重要です。
できるだけPCや携帯などblue lightを発する機器は⾒ないようにしてください。夜の光は、睡眠誘発物質を⽌めてしまいます。夜にコンビニに⾏くだけ、夜間に携帯で時間を確認しただけで⼊眠できなくなる⼈もいます。部屋の照明も間接照明に切り替えましょう。お風呂に⼊って温まり、湯冷めしないうちにベッドに⾏きましょう。体から放熱が起きるときが最も⼊眠しやすくなります。湯冷めしてしまったり、シャワーだけではかえって覚醒してしまいます。寝床は寝るためだけに使い、⾳楽や本も禁⽌です。寝室の光、温度、湿度などが快適な状態になるように気を配りましょう。できれば遮光カーテンを使って、しっかり部屋を暗くしましょう。
7)寝つけないときは⼀度おきましょう。別の部屋に⾏き、間接照明下で軽い雑誌などをめくって、10分位したらまたベッドに戻るを繰り返してください。2-3度繰り返すと⾃然に寝てしまうことが多いです。起き出した時に、少しの⽜乳やおかゆを温めてお腹に⼊れると良いときもあります。⼀度温まった体からの放熱効果で寝付けます。
8)寝床に悩み事や仕事上での考えことなどは持ってゆかないことです。⼼配であればメモにでも書き出して、翌⽇に回してしまってください。
9)以前、このブログでも紹介した⾃律訓練法(不安とその対処法、の項をみてください)を、寝る前に15分くらいかけてゆっくり⾏いましょう。⼀⽇の活動がoffになり、
眠りモードに切り替わります。
10)睡眠は⽣活習慣です。また、脳に覚えさせることのできる記憶の⼀種です。上記1)-9)に気を付けながら⾃分に最もあった習慣を⾝に着けるようにしましょう。当院では睡眠・⽣活記録表を使った指導を⾏っていますので、お薬などに頼る前に是非⼀度お尋ねいただければと思います。

医師がやってる健康法

医師の不養⽣、まだまだおおいようですが、⾊々やっている⼈はやっているようです。みなさんも参考にしてください。

・瞑想。
・家族とのコミュニケーションによる⼼⾝のリフレッシュ。
・⽔を2リットル以上飲む。
・美座椅⼦、⻘汁。
・⼣⾷炭⽔化物制限。
・⿊酢を飲む。
・野菜ジュース、腸内洗浄。
・マッサージ。
・スクワット。
・ココナツオイルを採る。
・Lアルギニンを飲む、糖質制限、ランニング。
・添加物や化学調味料を避ける。
・運動、筋トレ、⼈参リンゴジュース。
・腹筋に⼒をいれた状態で過ごす。
・砂糖や⽜乳は⾷べない、飲まない。
・⽜乳を⼀切やめた。
・溜め込まず吐き出す。体にある不要物を出すことが健康維持と考えています。泣く、喋る、排せつも含む。
・昼休みを利⽤したランニング。
・抗酸化作⽤の⾼いキウイフルーツを毎朝摂取。
・免疫⼒を⾼めるヨーグルトを毎晩摂取。
・ビール酵⺟を愛⽤している。天然⾷材で栄養価が⾼いのが理由。
・武道の稽古。
・喉が痛い、あるいは痛くなりそうだな、と感じたら、それが感じられなくなるまで、朝・昼・晩と常にイソジンでうがい︕これでもう何年も風邪をひいてない。イソジンと⽔道代だけで治る。病院に通うための時間や治療費、ドラッグストアで買う風邪薬代の節約になるし、ゴホゴホして周りに迷惑をかけることもない。何より、⾃分が快適ですよ。
・ベジタブルファースト。
・ジムトレーニング。
・⾃転⾞に乗る。
・多少早めに歩くとか・・勤務中はエレベーター類を⼀切使⽤しないで怪談を使って移動しています。
・糖質制限⾷。
・⽔泳。
・バランスの良い⾷事と適度な気晴らし。
・体にいいものを⾷べる。⿂を⾷べる。有機野菜を⾷べる。コーヒーを飲む。⾖乳を飲む。無理しない。
・筋⼒トレーニング。
・なるべく階段を利⽤する。
・朝5時におきて、ジョギングして、仕事中は⽚⾜6ポンドの重りを付けています。
・ランニング、寝る前に布団の上での軽く体を動かすこと。
・週⼀回の加圧トレーニング。
・9時以降は飲⾷しないダイエット。
・⽞⽶⾷。
・ケトン⾷。
・運動を定期的にして、運動量を測定管理している。
・プチ糖質制限。
・糖尿病の⾷事療法。
・コレステロールを下げる⾖乳を飲んでいる。気休めですが。
・マインドフルネス瞑想。
・サプリメント。断⾷3⽇間。朝は⽔分のみ。
・ココナッツオイル、ω3油を積極的に摂取している。

⾼齢者のうつ病の⽅に朗報︕

私もうつ病治療でよく使⽤している抗精神病薬、エビリファイ(アリピプラゾール)の効果が、60歳以上で、かつ抗うつ薬を服⽤してもなかなか良くならないうつに⼤きな効果があることが証明されました。世界で最も権威ある臨床科学誌、ランセットに報告されています。当院でのうつ病の改善率はほぼ100%ですが、今後は⾼齢の⽅でもさらに安全に治療が可能になってゆくとおもいます。悩んでおられる⽅は、是非⼀度ご相談ください。

治療抵抗うつ、エビリファイ増強で改善
2015年10⽉9⽇(⾦)

⽂献︓Lenze EJ,et al.Efficacy, safety, and tolerability of augmentation harmacotherapy with aripiprazole for treatment-resistant depression in late life: a randomised, double-blind, placebocontrolled trial.Lancet. 2015 Sep 24. pii: S0140-6736(15)00308-6. doi: 10.1016/S0140-6736(15) 00308-6. [Epub ahead of print]

 第⼀選択抗うつ薬で寛解しなかった60歳以上のうつ病患者181⼈を対象に、アリピプラゾールによる増強療法の効果を無作為化⼆重盲検試験で検証。アリピプラゾール群はプラセボ群に⽐べ寛解達成率が⾼かった(44%対29%︔オッズ⽐2.0[95% CI, 1.1 – 3.7]、P=0.03︔治療必要数6.6⼈[95%CI, 3.5 – 81.8])。アリピプラゾールで最も⼀般的な有害事象はアカシジアだった(26%対1%)。

寝溜めは健康に悪い︕気をつけましょう。

「休⽇に寝だめ」は危険で絶対NG︕⼼筋梗塞や脳卒中の恐れ寝不⾜のほうが健康的︕

 11⽉18⽇、アメリカの学術誌「Journal of Clinical Endocrinology & Metabolism」オンライン版に、「『習慣的な睡眠』を変化させると、⼼⾎管疾患や糖尿病などの⻑期的な健康問題を喚起する恐れがある」という研究結果が発表された。

 同研究では、⽶ピッツバーグ⼤学の研究グループが447⼈の健康な中年層を対象に7⽇間、健康状態と睡眠習慣や⾷⽣活を調査した。その結果、いわゆる平⽇の睡眠スケジュールを休⽇も持続している被験者は1⼈もいなかったという。被験者の約85%が休⽇は通常より遅くまで寝ており、平均44分間⻑く寝ていたようだ。

 そして、同研究によると、平⽇と休⽇の睡眠スケジュールの変化が⼤きければ⼤きいほど、代謝系の健康問題への影響が⼤きくなるという。睡眠スケジュールの違いが、⾎中脂質の増加やBMI(肥満度)の上昇、HDLコレステロール(善⽟コレステロール)の減少などと⼀致しており、この相関関係は、運動やカロリー摂取量、飲酒など、ほかの健康要因を調整した後も変わらなかったという。

 平⽇の睡眠不⾜を補うために、週末は⻑く眠る――。このような毎週の睡眠スケジュールの変化は、体内時計を狂わせることにつながり、健康問題を引き起こす恐れがある、と同研究グループは推測している。

 睡眠時間の変化が健康に及ぼす悪影響について、新潟⼤学名誉教授の岡⽥正彦⽒は以下のように語っている。

「昔から、健康の維持には『恒常性』が⼤切だといわれてきました。⼈間は、体内環境を⼀定に維持して初めて、健康が保てるようにできているということです。そして、そのためには、環境や習慣、⽇々の⽣活リズムが⼀定でなければなりません。

 最近、この恒常性の⼤切さを⽰す研究が多く⾏われています。例えば、アメリカで⾏われた調査によれば、『寒冷地』に⽣まれ育った⼈が『暑い地域』に移住する、あるいはその逆の場合、健康寿命(介護などの必要がなく、健康的に⽇常⽣活を送れる状態)が少し短くなってしまうそうです。

 また、ドイツの調査では、夏と冬で時計の針を遅らせたり進めたりする、いわゆる『夏時間(daylight saving time)』を実施している地域で、⼼筋梗塞の発⽣率が少し⾼くなっていることもわかりました。また、睡眠障害も起こりやすくなるようです」

© Business Journal 提供
●⼀番健康な睡眠時間は6時間︖

 環境やリズムが変化することによって、体内に⼤きな変化が表れるようだ。また、睡眠と健康の関係性について、岡⽥⽒⾃⾝も⼤規模な学術調査を⾏ったことがあるという。

「検査法の進歩により、今はエコー検査で簡単に動脈硬化症の判定ができるようになりました。そこで、この⽅法を使い、⼈間ドックを定期的に受診している2214⼈の協⼒を得て、睡眠時間と動脈硬化症の関係を調べたのです。

 それによって、意外な事実がわかりました。最も健康的だったのは『1⽇の睡眠が平均6時間』の⼈たちで、それ以上寝ている⼈たちは、動脈硬化症になる割合が明らかに⼤きかったのです。逆に、寝不⾜の⼈たちは意外と健康的で、動脈硬化症も少ないことがわかりました。動脈硬化症は、⼼筋梗塞や脳卒中などのもとになる状態です。したがって、それらの病気は⽣活習慣と直結していることになります。

 つまり、健康のためには睡眠や⾷事などの⽣活リズムを毎⽇⼀定に保つことが⼤切であり、たとえ休⽇でも、ダラダラ寝過ごしてはいけないということです。いわゆる『寝だめ』も、無意味どころか逆効果だったということですね」(岡⽥⽒)

 多忙なビジネスパーソンにとって、休⽇の朝ぐらいはまどろみの中で過ごしたいものだ。しかし、その誘惑を断ち切り、目が覚めたらサッと起きることこそが、健康への近道のようだ。

寝る前はブルーライトは避けましょう

20〜30代の半数以上が、就寝直前までスマートフォンなどの携帯端末を使い、そのうち約7割で不眠症の疑いがあることが味の素(東京)の調査でわかった。若者の「スマホ依存」が睡眠に影響していることを⽰しており、専門家も警鐘を鳴らす。

 今年8⽉にインターネットで調査を実施、20〜70代の男⼥計1200⼈から回答を得た。

 就寝時のスマホやタブレットの利⽤状況を聞いた質問では、412⼈(34%)が「就寝直前まで利⽤している」と回答。年代別では、20代が59%、30代が57%と半数を超えた。そのうち20〜30代の67%が、寝付きや⽇中の眠気など⼋つの質問からなる国際的な不眠尺度で「不眠症の疑い」に該当した。

 調査を監修した睡眠総合ケアクリニック代々⽊(東京)の⼤川匡⼦(まさこ)理事(睡眠精神医学)によると、端末画⾯のLEDに多く含まれるブルーライトが睡眠の妨げになるほか、興味のあるサイトを⾒続けると、脳への刺激となり、不眠につながりやすくなると考えられる。⼤川さんは「寝る約2時間前までには使⽤を控え、リラックスした状態でベッドに⼊ることが望ましい」と指摘する。