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五⽊寛之の⼤河の⼀滴、お勧めします。
⼈間は、皆⼤河を流れる⽔の⼀滴である。ある時はゆっくり、またある時は急流となって⼤海に注ぎ、その⽔が蒸発して天にのぼり、再び⾬となって⼤河の源に注ぐのだそうです。我々の頭上には、何か、我々⼈間ごときがジタバタしてもどうしようもない、⼤きな⼒が注いでおり、全ての⼈間は、その定められた運命から逃れることはできず、ただただ流れてゆくだけなんですね。ですから、過去や未来にとらわれて、嫌な思い出に怒ったり、起こってもいないことに不安になったりすることは全く無意味で、今を⽣きるしかないんですね、どんな状況に陥っても。