スーパーウーマン症候群

よき妻、賢い⺟、孝⾏娘、そして模範的なワーキング・ウーマン…。何⼈分もの役割を⼀⾝に引き受けて、疲れ果ててはいませんか︖スーパーウーマン症候群の⼥性たちは、つねにオーバーワークの状態です。特に完璧主義で他⼈にものを頼むのが苦⼿な⼈は、何もかも⾃分で抱え込み、あげくの果てに⼼⾝に破綻をきたしてしまうのです。


以下の傾向のある⼈は注意しましょう︕
頼まれると、⾃分の予定より他⼈の仕事を優先させてしまう。
毎⽇働きづめで、⾃分の時間がとれず、休めない。病気以外の理由で休むことはよくないと思ってしまう。
何事も最後までやりとげないと気がすまない。細かいことに気をつかいすぎて疲れることが多い。目の前にある問題から解決しようとするため、問題が次々と出てきた場合、⼿を広げすぎて対処できなくなる。
仕事、夫婦関係、育児などすべてが完壁でないと、「⾃分はダメな⼈間だ」と思ってしまう。
罪の意識を感じやすい。
体調が悪くても、スケジュールがつまっていても、「ノー」と⾔えない。
他⼈に仕事を頼めない。ほかの⼈に仕事を任せると、⾃分の思いどおりにできあがっていないと感じる。
つねに家をきれいにしていないと気がすまず、こまごまとした仕事が目についてしまうため、家でもくつろげない。
仕事をしていても家庭が気になり、家でのスケジュールややるべきことをメモに書き留めておく。
夫が⾃分の考えに少しも気づいてくれないことにイライラしてしまう。
睡眠時間が短く、栄養が偏った⾷事でも気にならないなど、健康⾯に気をつかっている時間がない。