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イライラの虫

皆さんは、トキソプラズマという寄生虫をご存知でしょうか?ネコの糞や十分に加熱調理されていない肉の中にみられる寄生虫で、人類の約3分の1が感染しているといわれていますが、ふつうは感染しても重度な症状を引き起こすことはないとされています(重症化するのは、新生児や免疫不全患者のみ)。頻回かつ衝動的に、状況に釣り合わないほどの言語的・身体的な攻撃性を爆発させる精神疾患に間欠性爆発性障害という病気があります。最近の米国シカゴ大学の研究によれば、間欠性爆発性障害をもつ患者さんにはトキソプラズマ原虫の保有率が2倍以上高いことが示されています。この寄生虫に感染しているか否かは、血液中にある抗体を調べることで分かるのですが、トキソプラズマ抗体陽性率は、間欠性爆発性障害群では22%、対照群ではわずか9%であり、 抗体陽性の対象者では、怒り・攻撃性のスコアが有意に高かったとのことです。怒りや攻撃性の問題を抱える人たちの一部には、単なる性格の問題でなく、このような生物学的理由のある人たちがいる可能性があります。この寄生虫が胎児期に感染すると統合失調症の発生率が高まることを指摘している研究者もいるくらいです。感染を防ぐ手段としては、ネコの飼育は屋内でおこなうこと(屋外で感染して持ち帰ることがあるので)、ネコの糞に触れないよう注意すること、肉類は十分に加熱することなどが重要です。

風俗嬢の支援

警察白書によれば、現在風俗で働く女性は全国で約30万人おり、特に目立つのが、2010年以降増加傾向にある「無店舗」型の風俗店、いわゆるデリヘルだそうです。ホテルや自宅などで客と会う派遣型風俗のことで、店舗はいらず客も気軽に利用できるため、あらゆる場所で性的サービスが受けられるようになっています。そこで働く女性たちは、もちろん自ら進んでという人もいるでしょうが、多くは家族を養うため、借金や奨学金を返済するためというやむおえない事情からその道に進まざるをえなかった人たちです。これらの女性たちには、性病はもちろんのこと発熱や嘔吐、下痢などの体調不良、うつ、不安、不眠、過食や自傷行為などの精神症状を抱えている方を多く見かけます。 また、知的に低いために、職を離れて生活保護や母子家庭を申請したいがどうやったらよいか分からない、望まない妊娠を誰にも言えずに出産、さらなる貧困に陥る人たちもいます。多くの女性がぶつかるのは40歳の壁で、それを境に収入は激減することが多く、転身しようにも履歴書に空白期間が存在するために、それが困難であることもよく見かけます。東京にある一般社団法人「Grow As People」(GAP)では、風俗以外に職業経験が乏しい女性たちに、職業的技能を身につける場を提供し、彼らに「セカンドキャリア」をつけさせるために活動しています。その特徴は、風俗の仕事を続けながら、仕事の合間でITや接客方法などのスキルを、GAP内や一般企業内のインターンシップを利用して習得していくところにあります。風俗嬢たちは社会から隔絶されており、そのため自己肯定感が持てずに次の一歩に踏み出せないでいるのです。このような活動が夜の仕事から昼の仕事への懸け橋となり、彼女たちが再び堂々と社会の中で活躍できるようになるとよいと思います。当院でも多くの風俗嬢の方の精神症状を診ていますが、病気だけでなく、このような生活支援、福祉的支援まで踏み込んで包括的な治療を行うことが必要と感じています。幸い、札幌には多くの就労支援センターや作業所があり、職業につくための援助を熱心に行っています。それらの施設と連携することで、多くの女性の社会復帰に役立ってゆきたいと思っています。

こころの病気について

https://www.jspn.or.jp/
私も専門医、指導医となっている日本精神神経学会のHPです。画面上方に、「一般の方へ」というタブがあるので、それをクリック、プルダウンで「こころの病気について」をクリックすると精神科で取り扱う様々な病気について、その分野の第一人者が分かりやすく解説しています。是非ご利用ください。

ペットの受動喫煙

アメリカの「米国動物虐待防止協会」によれば、喫煙者のいる家庭で飼われている犬では、肺がん発生率が60%以上増加するとのことです。鼻の長い犬種は、副鼻腔がんにもなりやすいようです。 猫には毛づくろいの習慣があるため、被毛についた化学物質をなめることで癌が発生しやすい事実もあるようです。特に小型犬などでは副流煙の影響は、ヒトの数倍以上となり、悪影響は大きいとのことです。さらに 副流煙に含まれる有害物質は重量があるため、吐き出された後、下、床に向かって集積していくので、人間よりも地面に近い位置で呼吸をしている犬などは、有害物質を吸い込む確率が高まります。受動喫煙だけでなく、タバコそのものをペットが口にする事故では、高濃度のニコチン摂取により死亡にもつながりかねないものです。動物愛護の面からも禁煙の習慣をつけるようにしたいですね。017

自閉症の特徴

う~ん、確かにそうかもしれないですね。しかし、方言の使用・不使用が本当に療育支援に結びつくのは疑問に思ってしまいますが。自閉症の方の勝手でしょと考えてしまいますけど。本人たちを社会全体で受け入れることのほうがずっと大切ではないでしょうか。彼らは適切な場が与えられれば優秀ですよ、横並びの教育に押し込める必要はないでしょう。
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自閉症の人、方言話さない傾向 弘前大教授らが調査
朝日新聞デジタル 7月31日(金)3時22分配信

 自閉症スペクトラム(ASD)の人は方言を話さない――。教育・医療現場のこんな「印象」が国内各地で共通することが、弘前大教育学部の松本敏治教授(特別支援教育)らの調査でわかった。方言には相手との距離感を表現する側面があり、社会性の発達障害であるASDには習得が難しいのではないかと松本教授らは考察。研究結果は療育支援などに役立つ可能性があるとしている。

 松本教授らは地元の教育・医療関係者に「自閉症の人は津軽弁でなく、共通語を使う」と聞き、2011年に青森、秋田両県の特別支援学校の教員に、地域の一般的な子ども▽知的障害児・者▽ASDの話し方の印象をアンケート。ASDはほかの2者より「方言使用が少ない」との回答が多く寄せられた。

 そこで京都、高知、鹿児島など全国6地域に調査範囲を広げたところ、同様の傾向がみられた。

医療ミス

皆さんも病院選びは慎重にいたしましょう。ネットでの評判、ホームページで謳っていること、当てにならないことが多いですよ。私自身も体験しました。。。。。。

【パリAFP=時事】医療ミスが米国における死因の3位になっているとの研究結果が、3日の英医学誌ブリティッシュ・メディカル・ジャーナルに掲載された。
 研究によると、2013年に、回避可能なミスにより死亡した人は少なくとも25万人に上った。この人数は、脳卒中とアルツハイマー病を合わせた死亡者数よりも多く、また、毎年それぞれ約60万人の死亡の原因とされる心臓疾患とがんに続き3番目に多い。
 また、この人数には介護施設や通院患者は含まれておらず、これらを含めると医療ミスによる死亡はさらに多くなるという。
 研究結果をまとめた論文の主著者で米ジョンズホプキンス大学医学部のマーティン・マケリー教授は「バクテリアや心臓疾患だけが死因ではない。人はコミュニケーションの失敗、医療の細分化、診断ミス、過剰投薬などによっても死亡する」と述べた。
 マケリー教授は「これらを合わせると米国の死因3位になる」と続け、世界の保健問題において報告が実際より最も少ないのが医療ミスだと付け加えた。過去の研究によると、医療ミスによる死亡者は推計で年間25万~44万人に上る。【翻訳編集AFPBBNews】【時事通信社】

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喫煙する2歳児の写真。吸わせないと泣くので与えるとのこと。虐待ですね。
私もオーストラリアから10年前に帰国直前まで喫煙者でした。当時から一箱日本円で1000円位で高かったですが、最近は40豪ドル、3200円に値上がりしたそうです。ざまあみろですね。アルコールについで喫煙にも寛容で無防備な日本人。当クリニックのあるビルは敷地内は全て禁煙ですが、堂々と徒党を組んで喫煙する連中にはほんと出て行ってもらいたいです。

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