Jodie Foster、当時わずか14才!
家出した少女売春の娼婦役 を演じていますが、見事なものです。さすがIQ160あるだけのことはありますね!ロバートデニーロの出世作、何度みたかわかりません。
月別アーカイブ: 2016年6月
Hedwig, Angry Inch
今回はタイトルの映画のご紹介です。
ベルリンの壁崩壊前に、東ドイツで抑圧された生活を送っていた一人の性同一性障害の男性が、駐留していたゲイのアメリカ人兵士に連れられてアメリカに亡命するのですが捨てられてしまい、音楽、それもハードロックで身を立ててゆきます。そうしているうちにベルリンの壁が崩壊し、自身の国籍の同一性さえ失ってしまいます。それでも音楽を通した表現の中から次第に自分のあり方を見出し、また他人の同一性さえも肯定するように変化してゆきます。性同一性障害の問題を抱えている人、かれらを理解したい人は是非一度ご覧になってください。音楽もとってもいいですよ。ちなみに主人公は監督も努めていて、ドイツ駐留アメリカ軍司令官のご子息でもあります。
ちなみにangry inch とは整形手術に失敗して1インチだけ残ってしまった、男性器のことです。
scent of a woman
皆さんもご存知でしょうか。私の大好きなシーンです。
医療従事者への暴力
嫌なタイトルですが、医療従事者に対する職場での暴力について、英医学誌「NEW ENGLAND JOURNAL of MEDICINE」 が記事を掲載し、話題になっています。アメリカの医療従事者を対象にした調査で、他の職種と比べて医療従事者は職場で身体的暴力や言葉による暴力を受ける頻度が高く、その多くが患者や来院者による暴力だったと報告しています。特に救急医療の従事者や看護師、精神科の医師などが暴力を受けやすい立場にあるようです。
日本でも同様の調査が行われ、全体の半数近く、47%が「過去1年間に職場で身体的な暴力や言葉による暴力を受けた」と回答しており、医療従事者にとって、暴力が身近な問題になっていることが改めて浮き彫りになりました。
職種別に見ると、NEJMの記事同様、患者と接する時間が長い看護師で、暴力を受けた人の割合が高く、64%を占めました。中でも「言葉による暴力」が44%を占め、「身体的な暴力、言葉による暴力」の両方を受けた人は14%で、他職種よりも大幅に高い割合となりました。医師では、開業医よりも勤務医の方が6%ほど、暴力を受けた人の割合が高いという結果になりました。
暴力の行為者は、「患者」が最も多く、「患者の家族」が続きました。3番目に多かったのは「職場の上司」。「職場の同僚」から暴力を受けたという声も少数派ですが、ありました。
精神科医である私もこれは他人事ではありません。私の親友は、妄想を抱いて診察室を訪れた患者さんに柳葉包丁で頸部を刺されて死亡しました。診察室は血の海となったようです。机が壁にくっつく形でおかれており、患者さんが入口側に座るので、立ち上がられた場合にもう逃げ場がなかったという病院側のミスでもありました。私の唯一の体験は、病棟の廊下を歩いているときに、患者さんから洗面器で頭をたたかれたことです。幸い洗面器がプラスチックであったため、ポコッと音がしただけで、ドリフターズのようなことにすらなりませんでしたけど。けれども私の印象では、精神科の患者さんには他科の患者さんより心優しい人が多いように思えます。
やはり
誕生日
皆さんは自分の誕生日をお祝いしますか?
だれか祝ってくれる人はいますか?以下は共同通信社からの記事です。誕生日にこんなこと、悲しいですよね。私は自分の誕生日は忘れていて、いつの間にか年をとっていることか多いです。案外、それでイイのかもしれませんね。
誕生日は自殺増、注意を 1・5倍、ブルーに?
2016年6月2日 (木)
共同通信社
誕生日に自殺する人は他の日の約1・5倍になることを、大阪大の松林哲也(まつばやし・てつや)准教授(公衆衛生学)らのチームが、厚生労働省の人口動態調査データの分析で明らかにし、1日発表した。
チームによると、欧米では、記念日を期待通りに過ごせず孤独感などの心的ストレスが増え、自殺が増加するとする「誕生日ブルー」という仮説がある。
松林准教授は「文化が違う日本でも同じ傾向が示された。自殺の恐れがある人の誕生日が近づいたら、周囲がいっそう注意、サポートをする必要がある」と話した。
チームが1974~2014年の人口動態調査データを分析した結果、自殺や事故で死亡したのは約207万人で、うち約8千人が誕生日に亡くなっていた。このうち誕生日に自殺した人は約4100人で、それ以外の日の平均約2700人の約1・5倍だった。
交通事故や溺死、転落などによる死者数も誕生日に増える傾向があった。
成果は国際科学誌電子版に4月掲載された。
注)国際科学誌はソーシャル・サイエンス・アンド・メディシン