喫煙する2歳児の写真。吸わせないと泣くので与えるとのこと。虐待ですね。
私もオーストラリアから10年前に帰国直前まで喫煙者でした。当時から一箱日本円で1000円位で高かったですが、最近は40豪ドル、3200円に値上がりしたそうです。ざまあみろですね。アルコールについで喫煙にも寛容で無防備な日本人。当クリニックのあるビルは敷地内は全て禁煙ですが、堂々と徒党を組んで喫煙する連中にはほんと出て行ってもらいたいです。
日別アーカイブ: 2016/05/05
最近の大和くん
オムライスの作り方
これもむちゃくちゃむうまそうです。
ラーメンの作法
めちゃくちゃうまそうです!
精神科の診断書
医師の本業は患者さんを診察・治療したり、病気について常に勉強したりすることです。それに加えて、さらに医師を多忙にさせているのが書類書きです。特に精神科は書類仕事が膨大であり、クリニックはまだしも病院勤務の先生方の悲鳴がきこえてくるようです。
私がクリニックで作成する書類は、診療情報提供書(紹介状)、各種の同意書などの診療に関係するもの以外に「診断書」や「証明書」の類があります。病名や治療期間などの診断証明書、生命保険関係の診断書、医療費助成制度(公費)の申請診断書、傷病手当金証明書、障害年金診断書、さらに2000年に介護保険がスタートして以来、新たに加わった書類が主治医意見書(以下、意見書)です。この書類は、患者さんが介護認定を受けるために利用されます。特に障害年金診断書や意見書には患者さんの日常生活活動、認知機能、行動・心理症状などが把握できていなければ記入できない項目が少なからずあり、また、主治医としてどのような医療、介護サービスが必要と考えるかなどを記載することも求められます。患者さんの精神症状のみならず、日常・社会生活に関する能力の判定を診察室にいながら行うことは容易なことではありませんが、正しく書かれた診断書や意見書は診療上極めて有用な資料となり、その情報に基づく治療計画は患者さんの症状の安定度、生命予後などに有意に相関することが知られています。
残念なことに、最近の医療福祉関係予算の切り下げが影響しているせいか、病状や生活能力が以前と比較して変化がないと診断しているにも関わらず、年金などの等級を下げられるケースが目立ってきています(症状が改善していれば当然等級は下がります)。我々医師が日々真面目に診療した結果の診断書が、医療の現場を知りもしない、知ろうともしないお役人によって不当に判定されることで患者さんが不利益を被ることはあってはならないことです。納得のゆかない結果を得た場合には不服申し立ての制度もありますので利用してください。最近は、自ら自分の健康や権利を守らないと誰も助けてくれない時代になりつつあります。