DAS BOOT

最近は、時間があると映画などをネットでみています。
今見終わった3時間の大作がDAS BOOTです。第二次大戦中の大西洋でのドイツ潜水艦U ボートの戦いを描いた傑作ドイツ映画です。有名なカールデーニッツ海軍提督が作り出したUボート戦隊は、イギリスの輸送船団に連携を取りながら襲いかかり、一時はイギリスの物資輸送が途絶えるまでの戦果をあげ、灰色の狼、ウルフパック集団として恐れられていました。しかし、対戦後期には駆逐艦の護衛、偵察飛行による反撃で徐々にその勢いを削がれてゆくのです。この映画も対戦後期を描いたもので、獲物の輸送船2隻を沈めるものの、駆逐艦の爆雷攻撃に晒され沈没寸前にまでゆくのですが、何より潜水艦艦内の描写が細かく興味が持てます。狭い、寒い、水浸し、息苦しい、油まみれ、風呂なし、食べ物は保存食、かび臭いなどなど劣悪な環境が実にリアルに描かれています。これだけ極度に最悪な状況を見せつけられると、日常生活で多少嫌なこと、辛いことなどあっても、気にならなくなってしまうように感じました。辛い精神状態をサバイブするには潜水艦映画が心理的、精神医学的に有効であるのかもしれません。皆さんも、ぜひお試しください。