尊敬する精神科医、神谷美恵子先生が翻訳された本です。各時代時代を通して、精神病者がどのように扱われ、理解あるいは差別されてきたかを描写しながら、正常と狂気は紙一重であり病者を区別して考えないというヒューマニズムに貫かれた大変重厚感のある本です。みなさんにお勧めしたい本ですが、かなりの根気をもって読まないといけないので、興味がある方は一度書店などでご覧になってみると良いでしょう。
日別アーカイブ: 2015/12/06
寝る前はブルーライトは避けましょう
20~30代の半数以上が、就寝直前までスマートフォンなどの携帯端末を使い、そのうち約7割で不眠症の疑いがあることが味の素(東京)の調査でわかった。若者の「スマホ依存」が睡眠に影響していることを示しており、専門家も警鐘を鳴らす。
今年8月にインターネットで調査を実施、20~70代の男女計1200人から回答を得た。
就寝時のスマホやタブレットの利用状況を聞いた質問では、412人(34%)が「就寝直前まで利用している」と回答。年代別では、20代が59%、30代が57%と半数を超えた。そのうち20~30代の67%が、寝付きや日中の眠気など八つの質問からなる国際的な不眠尺度で「不眠症の疑い」に該当した。
調査を監修した睡眠総合ケアクリニック代々木(東京)の大川匡子(まさこ)理事(睡眠精神医学)によると、端末画面のLEDに多く含まれるブルーライトが睡眠の妨げになるほか、興味のあるサイトを見続けると、脳への刺激となり、不眠につながりやすくなると考えられる。大川さんは「寝る約2時間前までには使用を控え、リラックスした状態でベッドに入ることが望ましい」と指摘する。